最終更新日 2024年10月27日 by amelie
「将来のための資産運用として純金積立を始めたい」
「純金積立のメリットやデメリットを知りたい」
「株式会社ゴールドリンクの評判はどんな感じ?」
近年、資産運用を始める方が増えています。
資産運用と一口に言っても様々な方法がありますが、人気の投資対象のひとつが金です。
鉱物である金は、埋蔵量が限られているため希少性が高く、価値が下がることはあっても無価値になることがないという魅力があります。
また、金投資にもいくつかのやり方がありますが、資金が限られる方でも手軽に始められるのが純金積立です。
Contents
純金積立とは
純金積立とは、毎月継続して金を購入する投資方法です。
毎月一定額の金を購入する定額積立と、毎月一定量の金を購入する定量積立の2種類があり、どちらも純金積立を扱っている企業と契約し、毎月の購入額もしくは購入量を決めておけば、契約した運営会社が自動的に金を購入してくれます。
ボーナスなどで資金に余裕がある場合や金価格が下がった場合などには、臨時での買い増しができるスポット購入も選択できます。
また、この投資方法では金を購入しますが、購入した金は運営会社に管理してもらうのが基本なので盗難の心配はありませんし、銀行の貸金庫などを借りる必要もありません。
純金積立のメリット
手軽に始められる
以上が純金積み立ての概要となりますが、この投資方法の最大のメリットは手軽に始められることです。
例えば、金地金(インゴット)を購入する金地金投資では、最小取引単位が5gで3万円ほどの資金が必要です。
ただし、500g未満のインゴットには特殊な加工が必要になるので、500g未満のインゴット購入にはバーチャージと呼ばれる手数料が発生します。
バーチャージが発生しない1kg単位の取引には、600万円ほどの資金が必要になるので一般人が手軽に始められるものではありません。
これに対し、純金積み立ては毎月1,000円からでも始めることが可能です。
バーチャージが発生せず、多額の資金も不要なので、資金が限られる一般人でも手軽に始めることができる投資方法と言えます。
また、金は相場が短期的に大きく変動するケースが少ないので、長期保有に適しています。
そのため、毎月の購入金額が少額でも5年、10年とコツコツと積み立てていけば利益を増やしていくことが可能です。
ドルコスト平均法の恩恵が受けられる
ドルコスト平均法の恩恵が受けられるのもメリットのひとつです。
ドルコスト平均法とは、価格変動が起こる商品を常に一定の金額で、定期的に購入し続ける購入方法で、価格変動のリスクを軽減することができます。
毎月決まった金額の金を購入する純金積み立ては、ドルコスト平均法によって行われる投資方法で、金相場が高いときは少ない量を、金相場が安いときは多くの量の金を購入することになります。
これにより、トータルの購入金額が平均化されるので、価格の変動リスクを軽減することが可能です。
スポット購入での買い増しも可能
さらに、上記の通り資金に余裕がある場合や金相場が安い場合にはスポット購入での買い増しも可能ですし、購入した金は運営会社が管理してくれるので自身で保管する必要がないといったメリットもあります。
純金積立のデメリット
金の購入時や売却時に手数料が発生する
このように様々なメリットがある純金積み立てですが、デメリットがないわけではありません。
純金積み立てのデメリットとしてまず挙げられるのは、金の購入時や売却時に手数料が発生することです。
どの程度の手数料が発生するかは運営会社によって異なりますが、取引のたびに数%の手数料を支払うことになります。
1回あたりの金額はそこまで高くはありませんが、長期間にわたって購入し続けるとそれなりの負担額になります。
また、1,000円ほどの年会費が発生する運営会社も少なくありません。
そのため、純金積み立ては手数料や年会費を考慮した利回りを計算した上で始めることが大切です。
リアルタイムでの購入ができない
リアルタイムでの購入ができないというデメリットもあります。
金は価格は為替などと同じように常に変動していますが、取引所が開いている時間帯であればリアルタイムでの取引が可能な株式などとは異なり、純金積み立てでは運営会社がその日に発表している小売り価格でしか購入できません。
ただし、純金積み立てはドルコスト平均法によって購入価格が平均化されるので、リアルタイムでの購入ができないことは大きなデメリットにはなりません。
短期間で利益を上げるのが難しい
また、短期間で利益を上げるのが難しいのもデメリットと言えるでしょう。
ドルコスト平均法で金を購入する純金積み立ては、価格変動のリスクは軽減できますが、短期間で利益を上げるのには適していません。
基本的にはコツコツと積み立てて長期的に運用する投資方法なので、短期的に利益を得たい場合は他の投資方法を検討しましょう。
元本保証がない
さらに、純金積み立ては多くの金融商品と同じく元本保証がないので、売却時の金額がトータルの購入額と手数料などを足し合わせた金額に届かないと損失が発生します。
金は無価値になることがないという魅力がありますが、価格変動によって損失が出ることを十分に理解しておく必要があります。
また、適切なタイミングでの売却ができるように、価格変動の動向はこまめにチェックしておくことをおすすめします。